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口腔外科
静脈内鎮静法を受ける
患者さまへ

静脈内鎮静法を受ける患者さまへ、重要事項です。 手術前にお読みください。

  • 手術前の診察で許可された常用薬(降圧剤、抗血栓薬など)は少量の水でお飲みください。また、注射(インシュリンなど)も通常通り行ってください。
  • 喘息の方は、喘息の治療用の吸入薬をお持ちください。
  • 糖尿病の方は、緊急用の砂糖をお持ちください。
  • アルコールの摂取は手術24時間前でひかえてください。
  • 手術当日の服装について
    • しめつけのない、ゆったりとした、できれば袖の短い気軽な普段服でおいでください。
    • 手術前に、時計・指輪・ブレスレット・ネックレス・イヤリングなどの貴金属はとってください。
    • マニキュアははがしてください。
    • コンタクトレンズは外してください。
    • 長髪の方は、後ろで束ねてください。
    • 義歯は外してください。

埋伏智歯の抜歯について

埋伏智歯の感染は歯肉・顎が痛くなる智歯周囲炎をおこします。生えてくる時の圧力は歯並びを悪くします(叢生)。前方の第2大臼歯に虫歯をつくります。時に矯正治療の邪魔になります。のう胞(含歯性嚢胞)をともなうことがあります。このため、治療法は抜歯が勧められます。


埋伏智歯を抜いたあと、以下のような症状がでることがあります。生じた各症状に対して適切に対処いたします。


  • 抜歯手術にともなう炎症症状により、痛み・顎や頬の腫れがでるため、しばらくの間、食べづらい、しゃべりづらい症状が出ます。また腫れのため美容が損なわれます。
  • 抜歯後、数日は血がにじみます。
  • 手術創の内出血により、頬の皮膚が赤→ 紫→ 黄色となり、徐々に下方(頚部)へと移動します。術後2日頃からおこり10日〜14日(2週)間程度で消えます。そのため、美容が損なわれます。抗凝固薬(バイアスピリン、ワーファリン)の服用患者さまはおこりやすいです。
  • 抜いた歯の隣の歯がしばらくの間、噛み合わせると痛んだり、軽く揺れたり、しみることがあります。やがてこれらの症状は消えます。
  • 抜歯後、2〜3日過ぎても、痛み止めがあまり効かず重い痛みがつづくドライソケットという抜歯後疼痛を生じる場合があります。
  • まれに手術した側の下唇や歯肉に感覚異常や知覚鈍麻が生じることがあります。これは親知らずが下顎の中を通っている神経に近接しているため、手術の刺激で生じるものです。多くは短期間で軽減しますが、症状が長引き2年以上感覚異常が残ることがあります。また、極まれに舌にも感覚異常や知覚鈍麻が生じることがあります。
  • まれに手術した側の上顎洞と抜歯した部位が交通することがあります。口に含んだ水が鼻にぬけてきます。これは親知らずの根の先端が上顎洞内に突出しているためにおこります。
  • 手術当日の仕事は、集中がとぎれやすくなりますので休むことをお勧めします。

抜歯、インプラントなどの手術を受けられた患者さまへ

抜歯、インプラントなどの手術を受けられた患者さまへ、手術後の注意事項です。

  • ガーゼについて 
    止血のためのガーゼは帰宅後捨ててください。
  • 歯ブラシについて 
    手術部位をさけて、歯ブラシやフロスで歯磨きは続けてください。
  • 洗口(うがい)について 
    気にして頻繁に洗口(うがい)をしないでください(手術後24 時間)。血餅(かさぶた)が洗い流され、よけいに止血しにくくなります。
  • 出血について 
    多少血がにじむのは異常ではありません。もし出血が心配なら新しいガーゼを咬んでください。湿らせたティーバッグも使えます。出血がどうしても止まらないときは、直ちにご連絡ください。適切な処置を行います。
  • 痛みについて 
    痛み止め(鎮痛薬)が処方されていますので、痛いときはお飲みください。抜歯後、2〜3日過ぎても、痛み止めがあまり効かず重い痛みがつづくときはドライソケットという抜歯後疼痛の可能性があります。ご連絡ください。適切な処置を行います。
  • 腫れについて 
    手術後腫れることがあります。通常、3 または4 日後にピークをむかえ楽になりますが、7〜10 日は腫れています。経過が異常と思ったときはご連絡ください。また、冷やしすぎると血液の流れが悪くなり傷が治りにくくなり腫れも硬くなります。 氷などで冷やさないでください
  • 皮膚の変色(内出血斑)について
    手術創の内出血により、頬の皮膚が赤→ 紫→ 黄色となり、徐々に下方(頚部)へと移動します。術後2日頃からおこり10日〜2週間程度で消えます。抗血栓薬(バイアスピリン、ワーファリン)服用患者さまはおこりやすいです。
  • 薬について
    抗菌薬、抗炎症薬、鎮痛薬が処方されます。指示に従いお飲みください。薬を飲んで異常(かゆみ、下痢、薬疹など)を感じた場合は飲むのを中止しご連絡ください。
  • 食事について
    手術後しばらくの間は麻酔が効いています。口の中の感覚がもどるまでは、間違って口の中をかんだり、火傷をしたりしますので、硬いものや熱いものは避けてください。手術当日は、うどん・おかゆなど柔らかく消化の良いものが食べやすいです。タバコ、お酒、刺激のある食べ物は避けてください。
    ストローで飲まないでください。口の中が陰圧になり出血しやすくなりますどうしても食事が取れない場合、スポーツドリンク(ポカリスエット、アクエリアスなど)を飲んで水分を十分お摂りください。脱水症状(発熱、全身倦怠など)をおこさないためです。
  • 運動・入浴について 
    手術当日の運動、長時間の入浴はさけてください。 出血をおこします。
    短時間の入浴、シャワー浴、洗髪はできます。
  • しびれについて 
    下顎の手術後、まれに下唇や舌にしびれが出ることがあります。通常、一過性ですが難しい手術後では長く続くことがあります。適切な処置を行います。
  • 開口障害について 
    まれに下顎の手術の影響が口を開ける筋肉におよび口があきにくくなることがあります。10 日〜2 週間程度でもとにもどります。
  • 鼻血, 鼻からの水もれについて 
    まれに上顎洞と交通した歯の抜歯により鼻血が、また鼻からの水もれが見られることがあります。適切な処置を行います。


審美歯科
インプラントのメインテナンス

 インプラント治療では、患者さまに快適に長くお使いいただけるよう、メインテナンスが不可欠となります。
 メインテナンスの目的は、インプラント周囲炎などのトラブルの予防と早期発見です。インプラント周囲炎の発症は、プラークコントロールの良し悪しだけではなく、喫煙、糖尿病などの全身状態も影響します。全身状態や生活習慣病についても気をつけることが必要です。
 メインテナンスの方法は、歯周病と同様にプラークコントロールが基本になります。プラークコントロールには患者さまに毎日行っていただくセルフケア(ホームケア)と、歯科医師や歯科衛生士が行うプロフェッショナルケアがあります。セルフケア(ホームケア)では、患者さまのお口の状態にあわせ、インプラントに適した清掃法や清掃用具などをご紹介いたします。また、生活習慣で気をつけることなどを提案させていただきます。
 当院では、メインテナンスを、日本口腔インプラント学会認定インプラント専門歯科衛生士が責任をもって対応しております。インプラント治療に関する専門的な知識に基づく質の高いメインテナンスを提供できる技術を備えなければならないと考えるからです。
 また、インプラントに問題が生じた場合、同一院内で補綴・歯周病医、口腔外科医と直ちに緊密な連携( inter-disciplinary )が可能な状況のもとにメインテナンス処置を行っております。

このように、メインテナンスを通してインプラント治療を受けられた患者さまのQOL(生活の質)の向上に少しでもお役にたちたいと思っております。